動脈硬化とは
動脈硬化は、血管の内壁にコレステロールなどが溜まることによって血管が硬くなる状態です。血管のしなやかさが失われるため、全身の隅々まで血液を運ぶ際の負担が重くなり、心臓疾患のリスクも増えていきます。また、動脈が硬くなると、血管の内側にコレステロールなどが付着しやすくなり、粥腫が形成されます。そのため、血管内が狭くなって詰まらせてしまったり、酸素や栄養を全身に行き渡らせることが出来なくなり、様々な病気の原因ともなります。
心臓に負担がかかります
動脈硬化が進行すると、心臓に大きな負担がかかるため、高血圧、心肥大・心不全などの心疾患につながります。また、血管が狭くなったり詰まったりすることで心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、下肢閉塞性動脈硬化症などを招きます。脳の血管が破れて脳出血を引き起こすこともあります。動脈硬化を放置すると、寝たきりなどの危険も高まりますし、最終的には命にも関わるのです。
主な合併症
脳卒中、一過性脳虚血発作、脳血管性認知症、狭心症、心筋梗塞、心不全、心肥大、大動脈瘤、腎硬化症、閉塞性動脈硬化症、急性動脈閉塞症 など
動脈硬化の進行を抑える
動脈硬化を進行させないためには、適度な運動、バランスの良い食事が大切です。さらに、病状が悪化する前に医療機関を受診し、薬物療法などを受けるようにしましょう。お薬による治療では、動脈硬化のリスク因子の改善、合併症の予防が重要となります。脂質異常症や高血圧、閉塞性動脈硬化症などを防ぐお薬を処方します。動脈硬化による病気が心配な方は、お早めに当院をご受診ください。
03-5340-7661
- 院 長
- 井村 肇
- 診療内容
- 内科、循環器内科、外科
- 住 所
- 〒164-0011
東京都中野区中央3丁目31−1
FLAT one 新中野 1階 - アクセス
- 東京メトロ丸ノ内線「新中野」駅 徒歩4分
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